アクセス制御


アクセス制御とは

ネットワーク上のシステムやデータにアクセスする権限を管理するセキュリティ技術の一つ。アクセス制御により、権限を持たないユーザーがシステムにアクセスすることを防ぎ、システムやデータの機密性、完全性、可用性を確保することができる。

アクセス制御の3要素

認証

ユーザーが正当なものであることを確認するための要素。
ユーザー名とパスワード、バイオメトリクス認証、トークンなどの技術が用いられる。

(参考:認証/用語集
(参考:トークンベース/用語集

認可

認証されたユーザーが、システムやデータにアクセスするための権限を付与するための要素。
アクセス制御リストやロールベースアクセス制御などの技術が用いられる。

(参考:認可/用語集

監査

アクセス制御の監視、評価、レポートを行うための要素。
ログの記録やセキュリティ情報の分析、アクセス監視システムなどの技術が用いられる。

(参考:監査/用語集

 

アクセス制御は、企業や組織において情報セキュリティを確保するための重要な技術の一つである。適切なアクセス制御を実施することで、社内外からの不正アクセスや攻撃からシステムやデータを守り、情報セキュリティの確保に役立てることができる。