オブジェクト管理とは
コンピュータシステムやネットワーク上で利用されるオブジェクト(ファイル、フォルダ、ユーザー、グループ、デバイスなど)を中央管理すること。
(参考:中央管理/用語集)
オブジェクト管理は、セキュリティやアクセス制御、データの整合性などを確保するために必要な管理作業であり、大規模なシステムやネットワーク環境では欠かせない機能となっている。
(参考:アクセス制御/用語集)
具体的に、オブジェクト管理において、以下のよな作業が含まれる。
- オブジェクトの作成、変更、削除
- オブジェクトに関する属性情報の設定や変更
- オブジェクトに対するアクセス権限の設定や変更
- オブジェクトの監査ログの取得や管理
オブジェクト管理は、主にディレクトリサービスやアイデンティティ管理システムを利用して行われる。例えば、Microsoft社のActive DirectoryやLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)がオブジェクト管理に利用される。
(参考:Active Directory/用語集)
(参考:LDAP/用語集)