AES

AESとは

AES(Advanced Encryption Standard)は、対称鍵暗号方式の一種。現在広く使われている暗号化方式の一つである。1997年にアメリカのNIST(National Institute of Standards and Technology)によって公募され、2001年に正式に標準化された。

AESは、128ビット、192ビット、256ビットの3種類の鍵長に対応している。鍵長が長くなるほど、より高い暗号強度が得られるが、同時に処理速度も低下する。AESは、従来のDES暗号よりも高い暗号強度を持ち、処理速度も比較的高速なため、広く使われている。また、AESは並列処理に対応しているため、複数のCPUやコアを使って暗号化・復号化を行うことができる。

AESは、ブロック暗号方式に分類され、128ビットのブロック長を持つ。暗号化・復号化の際には、鍵とデータをある規則に従って置換や置換・混合を繰り返すことで、暗号化・復号化を行う。AESは、データ暗号化標準(FIPS 197)にも採用されており、広く使われている信頼性の高い暗号方式の一つである。

(参考:ブロック暗号化方式/用語集

AESのポイント

鍵長

AESでは128ビット、192ビット、256ビットの鍵長をサポートしている。鍵長が短いほど解読しやすくなるため、より長い鍵長を使用することが推奨される。

(参考:おまけ~“ビット”とは?~/用語集「DES」

モード

AESは様々なモードで使用できる。モードによって暗号化の安全性やパフォーマンスが異なる。例えば、CBCモードは安全性が高い一方でパフォーマンスが低下するため、CTRモードはパフォーマンスが高い一方で安全性がやや低下する。

IV

AESのCBCモードなどの一部のモードでは、IV(Initialization Vector)と呼ばれるランダムな初期化ベクトルを使用する。IVがランダムであるほど解読されるリスクが低下するため、十分な長さのランダムなIVを使用することが推奨される。

実装

AESは暗号ライブラリとして広く使用されているが、実装によってはセキュリティに問題がある場合がある。信頼できる実装を使用するようにすることが重要である。

 

これらのポイントを適切に抑えることで、AESをより安全に使用することができる。

おまけ~AESでのビット数について~

AESの鍵長は、128ビット、192ビット、256ビットの3つが定義されており、それぞれ以下の特徴がある。

128ビット鍵長

128ビットの鍵を使用し、暗号化や復号化を行う。現在は一般的に使用されている鍵長であり、セキュリティ面でも十分な強度があるとされている。

192ビット鍵長

192ビットの鍵を使用し、暗号化や復号化を行う。128ビット鍵長よりも強度が高いため、よりセキュリティが必要な場合に使用される。

256ビット鍵長

256ビットの鍵を使用し、暗号化や復号化を行う。最も強度が高い鍵長であり、より高いセキュリティが必要な場合に使用される。

 

一般的には、鍵長が長くなるほど暗号化の強度が高くなるが、同時に処理速度も遅くなる傾向がある。そのため、セキュリティと処理速度のバランスを考慮して、適切な鍵長を選択する必要がある。