登録番号:004578
現在の会社に入社からプログラマ、インフラSE、システム運用、セキュリティ営業支援と経験し、今はセキュリティの運用や会社のセキュリティ施策検討を中心に仕事をしています。
大手企業に30年以上勤務し、システム・アプリの開発から運用、販売など幅広い業務に携わり、最終的にはセキュリティの業務を行なってきました。その幅広い業務経験を活かし2024年4月に正式に独立!中小企業のDX化のサポートをしている山本直之さんに、当サイトとの関わりから今後の事業の展望などのお話を伺いました。
経歴について
これまでの経歴を教えて下さい。
青森県出身で、1992年に専門学校を卒業し、コンピューター関係の仕事をしたいと思っていたので富士通に就職しました。
業務内容は、オンプレミスでの業務アプリ開発などに携わっていて「証券会社」「自治体」「損保会社」などのクライアントがいました。また富士通の福祉業務のパッケージソフトなどを作っていましたし、開発から販売や導入サポートまで対応していました。
2000年前後は、金融企業の再編などがあり、システム的な部分で合併の作業をしていました。
その後、2006年までインフラ系のクラスタリングシステムの構築を行い、2007年頃から2014年までシステム運用に関する業務を行なっており、富士通の社内システムの運用をしていた。
2014年からセキュリティに携わっておりまして、大規模インシデントにも現場で関わっていましたので、幅広く浅く色々なことを経験させていただいております。
2024年4月から本格的に個人で始動しました。
そのように独立した方の話を聞きたいという方が多いかと思うのですが、独立後の現在はどのような仕事をされていますか?
中小企業向けのIT、DXを推進する立場になりたいと思って独立をしたのですが、中小企業向けのIT顧問の仕事を契約させてもらっています。
セキュリティだけではなく、社内の業務を効率化していこうというお手伝いをしており、社員の忙しさなどを軽減し、属人化をさせないようなサポートをしています。
業務効率をアップさせることによって、社員の方の時間を作り、新しい発想などが出てきて新規事業などに取り組めるような組織になるサポートができればと思っています。
ターゲットとしては10〜20人の会社で、社内にIT専門の方がいないような企業のサポートができると良いですね。
資格について
なぜ「情報処理安全確保支援士」を取得しようと思いましたか?
2014年に情報処理安全確保支援士の前身となる資格をとっており、2017年に制度ができたら情報処理安全確保支援士に登録しました。
最初はセキュリティの部署に移った年に、自分の実力試しのために試験を受けたのがきっかけですが、会社としても「それくらい資格を持っていないとね」という雰囲気があったので取りました。
現状でこの資格を取得してよかった点があれば教えてください。
今まで会社員としていたので、仕事が取れるようになったとかは無いのですが、名刺に載せておくと「この資格は何ですか?」と聞かれセキュリティの仕事をしていることを説明しやすい場面が多かったですね。
また、資格を持っていると、自分自身としてセキュリティ対策に対する向き合い方が変わりました。資格の品位を下げないように。言葉に気をつけたりしていますね。
これからセキュリティはもっと必要になってくると思うので、今後新しい仕事につながっていくと良いなと思います。
セキュリティエージェントについて
セキュリティエージェントに登録した理由を教えてください。
一つは新たな仕事につながると良いなと思っていました。
また、セキュリティエージェントにある無料の掲示板には積極的に回答させていただいておりますが、これまで培った知識が人の為に役立つのであれば嬉しいと思っています。
今後セキュリティエージェントのサービスに期待することはありますか?
中小企業のみなさまには、セキュリティの重要性は認識されていることが多い反面、自社に対する必要性を認識できていない企業が多いので、その辺が進むような取り組みを期待しています。
今後セキュリティ業界・技術で取り組みたいことはありますか?
お話ししたように中小企業向けのIT・DX推進などのサポートができればと思っております。業界などは限らず、バックオフィス系(人事総務系)などの部分の効率化にもっと取り組んでいきたいと思っています。
人材育成的なことになりますが、DX人材というのでしょうか。ITツールを知っていると効率的にできることが多い。そのような知識のある人材を育成する等なことをやっていきたいと考えています。